子どもが減って何が悪いか! 赤川学
少子化問題が、いろいろと問題になっているようなので、気になって読んでみました。
「少子化は男女共同参画を進めることによって防げる」といわれていることに対する反論と少子化を止めるすべはないから、少子化を前提とした政策に切り替えたほうがいいんじゃないの・・・という話でした。
男女共同参画が少子化を防ぐということが幻想だということは、よくわかりました。
ただ、少子化を防ぐことは出来ないっというのは本当かな~と思って自分なりにいろいろ考えてみました。
一番簡単なのは、女性に必ず2人以上生むことを義務にすることです。
でも、これって女性にかなりの負担を強いることになり、女性の反発を生むだけで、誰も賛成しないでしょう。
次に簡単なのは、避妊具の販売を禁止することです。
曽祖父の時代に逆戻りです。これなら10人兄弟なんてザラでしょう。でも、これも国がいくら禁止しても避妊具の販売が闇にもぐるだけで、実効性に乏しいでしょう。
次は、子供を買ってくることです。
外国の子供を買ってきて国で育てます。簡単ですが、倫理的にありえません。
全ての国を敵にまわすこと間違いなし。
次は移民です。
難民を受け入れれば、人道的にもいいことです。ただ、これは一見楽そうに思えますが、移民を受け入れている国々の現状をみると、どうかな?と思います。移民を受け入れるということは、その移民の全ての面倒をみるということです。その様々な手間やコストは、はっきりいって私たちが想像する以上のもになることでしょう。その覚悟が我々日本人にあるとは思えません。
次はですねぇ、ちょっと大掛かりになるけれど、公務員としての妊婦という職業を作ることです。生めなくなるまで2年に1回必ず生んでもらえば、職員一人につき10人ぐらいは、簡単なはずです。でも、これって少子化が止るくらいの人数を雇い、その子育てをサポートすれば膨大なお金がかかること間違いなしです。そんなお金があるくらいなら、年金でもめることはないでしょう。おまけに精神的に子供にはつらいはず。金のために生んだっといわれているようなものですから。
次のは、さらに大掛かりなものです。それは、子供を生み出す工場を作ることです。
よくマンガであるアレです。これは、女性に一切の負担をかえない上に人口を自由自在に操れますが、技術的に確立するまで大変そうですし、それこそ洒落にならないくらいお金がかかること間違いなし。ありえません。
どれもこれも、ろくなものじゃないですねw
子供を生んだり育てたりすることは大変だ、だから生まないという楽な方に流れるのが自然でしょう。強制でもしない限り、少子化を防ぐことは無理だと思います。生んだとしても強制して生まれたきた子供は不幸でしょうしね。
結局、少子化の方向で進むほうが自然なような気がします。
ということは、やはり、そのうち年金問題は確実に破綻するということですね。
破綻する前に方針転換できればいいのですが、やっぱり無理かな?
最後に、強制しないで、かつ少子化を防ぐ方法として思いついたのがあります。
ただし技術的に解決すればの話ですが・・・
それは、映画のシュワちゃんみたいに
男が子供を生むことです。
どうでしょうかね?男でも生みたい人がいると思うんですが・・・。