正確に間違う人、漠然と正しい人 野口悠紀雄より
題名が気になったので読んでみました。
経済学者 ジョン・メイナード・ケインズの言葉のようです。
私は正確に誤るよりは漠然と正しくありたい。
I'd rather be vaguely right than preciesly wrong.
なんだか気になる言葉です・・・。
本自体はエッセイをまとめたものですね。
その中で「既得権益というものは一般に考えられているほど強固なものではない。社会が変わらないとすれば、それは人々の考え方が原因だ。」というところが心に残りました。社会って自分たちの心を反映しているものなんですね。つまりそれは自分たちの心がそう願えば変わることが出来るということかな?
年をとってから昔の方がよかったと思わないように、少しでもましな世の中になってほしいものです・・・。